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Bright Data 学習ポータル

基礎 / API グループ

Web Access / SERP / Crawl / Data Feeds / AI / Developer

Bright Data は製品数が多いため、最初は「どれが似ていて、どこが違うのか」で迷いがちです。実際には、単発取得向けの APIブラウザ実行系大規模クロール系構造化データ供給系AI 接続系 の 5 つに分けると整理しやすくなります。

このページは、Web Access APIs の全体像を地図として把握するための一覧です。詳細な認証は 認証ガイド、運用は 基礎 / 運用、学習順は ロードマップ Lv2 以降を参照してください。

一次情報: Web Access APIs Introduction MCP overview Data Feeds introduction

全体マップ

Bright Data 製品マップ — Web Access / SERP / Crawl / Data Feeds / AI / Developer の 6 グループ

グループ主な役割返り値の傾向代表ユースケース
Web Unlockerブロック回避付き単発取得HTML / rawUC-WEB-001
SERP API検索結果の構造化取得JSON / HTMLUC-SERP-001, UC-SERP-006
Browser APIリモートブラウザ実行DOM、スクリーンショット、操作結果UC-WEB-002, UC-DEV-008
Crawl APIドメイン単位の広域クロールMarkdown / HTML / JSONUC-CRAWL-001, UC-CRAWL-002
Scrapers特定サイト向けの既製抽出 API構造化 JSONUC-FEED-003, UC-FEED-004
Discover企業や人物を見つける探索 API構造化 JSONUC-AI-002
Deep Lookup対象の詳細属性を補完構造化 JSONUC-AI-002
Data Feeds定期供給の既製データJSON / NDJSON / CSVUC-FEED-001, UC-FEED-005
MCPAI クライアント向け接続面エージェント経由の取得結果UC-AI-001, UC-DEV-003

まずはこの 3 問で分類する

  1. 欲しいのは「1 URL の取得」か「サイト全体の巡回」か
  2. 欲しいのは「HTML」か「検索結果や商品情報の構造化 JSON」か
  3. 呼び出し元は「アプリコード」か「ブラウザ / エージェント / 既存ツール」か

この 3 問で、おおむね選択肢を絞れます。

Web Unlocker

Web Unlocker は、ブロック、レート制限、CAPTCHA の影響を受けやすいサイトに対して、安定取得を狙うときの入口です。まず URL を渡して HTML や raw body を取る、という使い方に向いています。サイト固有のパーサは自前で持ちたいが、取得の難しさだけは任せたい、という場面で強い製品です。

API Access でも Native Access でも扱えるため、導入の柔軟性があります。新規サーバー実装なら /request を呼ぶ形、既存ブラウザやクローラの移行ならプロキシ設定で始める形が自然です。

代表ユースケース:

SERP API

SERP API は検索エンジン結果ページの取得専用です。Google、Bing などの検索結果を、HTML だけでなく JSON として扱いやすい形で返せるのが特徴です。順位監視、広告監視、ブランド保護、ホテル価格比較など、検索結果を定期的に追うワークロードに向いています。

「検索結果を取りたい」という要件なら、Unlocker で検索ページを自分で解析するより、SERP API を先に検討したほうが速いです。検索結果の構造化とパラメータ化が前提になっているためです。

代表ユースケース:

Browser API

Browser API は、リモートブラウザを操作する入口です。JavaScript 実行が必須のサイト、SPA、ログイン後の画面、複雑な DOM 操作が必要な場面に向きます。静的 HTML だけでは取れない場合の本命です。

Browser API は「API で HTML を取る」より一段重い手段ですが、そのぶん実ブラウザに近い挙動を扱えます。Playwright や browser-use との組み合わせも学習価値が高く、AI エージェント系の実装にもつながります。

代表ユースケース:

Crawl API

Crawl API は、1 ページではなくサイトやドメイン全体を巡回したいときの API です。出力形式として Markdown、HTML、JSON を選べるため、RAG、SEO 監査、アーカイブ、コンテンツ移行に向いています。

「URL を 1 本ずつ呼ぶ」のではなく、「起点 URL を渡して広く集める」発想に切り替わるのがポイントです。非同期ジョブや Webhook と相性がよく、大量件数になるほど価値が出ます。

代表ユースケース:

Scrapers

Scrapers は、Amazon や YouTube など特定サイト向けに、あらかじめ抽出スキーマが設計された API 群です。取得対象が明確で、構造化 JSON をすぐ欲しい場合に向いています。自前で HTML を解析する前提がないぶん、開発時間を短縮しやすいです。

「商品の価格、レビュー、チャンネル情報など、取得したいフィールドがはっきりしている」場合は、Crawl や Unlocker より先に Scrapers を当てるほうがよいです。DIY との比較は公式にも整理されています。

代表ユースケース:

Discover

Discover は、新しい対象を見つける探索フェーズ向けの API です。企業、人物、連絡先など、候補を広く見つけたいときに使います。単なるスクレイピングというより、対象発見を API 化する発想です。

営業リスト作成、候補企業探索、CRM の初期母集団づくりのように、「まだ詳細は持っていないが候補を集めたい」場面で活きます。

代表ユースケース:

Deep Lookup

Deep Lookup は、既に持っている対象をさらに詳しく補完する API です。Discover が「見つける」なら、Deep Lookup は「深掘る」役割です。1 件ごとの属性を増やしたい、営業・分析・リサーチでプロファイルを厚くしたい場面に向きます。

Discover と対で使うと理解しやすく、候補発見後の精査フェーズに置くと設計が整理されます。

代表ユースケース:

Data Feeds

Data Feeds は、既に整備されたデータセットを継続的に受け取るための製品群です。単発リクエストではなく、Marketplace やプリビルトデータの配信を受けるイメージに近いです。JSON、NDJSON、CSV といった形式で下流に流し込みやすいのが特徴です。

「毎日同じサイトを自分でクロールする」より、「必要な形式のデータ供給を受けたい」という場合に向いています。運用負荷を減らしたいチームと相性がよいです。

代表ユースケース:

MCP

MCP は、Claude、Cursor、社内エージェントなどの AI クライアントから Bright Data を呼ぶための接続面です。API そのものというより、「AI から Web 取得・検索・抽出を安全に呼び出すインターフェース」と捉えるとわかりやすいです。

RAG の補助、引用付き回答、検索エージェント、深掘り調査のように、人間が自然言語で指示し、裏で複数 API を使い分ける設計と相性がよいです。

代表ユースケース:

どれを選ぶべきか

1 URL を安定して取りたい

  • 第一候補: Web Unlocker
  • 補足: 検索結果なら SERP API、JS-heavy なら Browser API を先に検討します

検索エンジン結果が欲しい

  • 第一候補: SERP API
  • 補足: 順位監視、広告監視、ブランド保護は SERP API の典型です

サイト全体を回りたい

  • 第一候補: Crawl API
  • 補足: LLM 向けに Markdown 出力を使うと後段処理が楽になります

特定サイトの構造化データが欲しい

  • 第一候補: Scrapers
  • 補足: 対象サイトが既製スキーマにあるかを先に確認します

定期配信データを受けたい

  • 第一候補: Data Feeds
  • 補足: 自前収集より運用負荷を下げたいときに向きます

AI エージェントから使いたい

  • 第一候補: MCP
  • 補足: 裏側では SERP、Unlocker、Browser、Crawl を組み合わせます

学習順の目安

学習段階先に触る製品理由
Lv1認証、Web Unlocker の最小呼び出し共通の入り口を理解しやすい
Lv2SERP API、Browser API、Crawl API代表パターンを横断できる
Lv3Scrapers、Data Feeds、Webhook非同期と大規模収集へ進める
Lv4MCP、エージェント連携AI ワークフローへ統合できる
Lv5権限、SLA、監査、コスト管理本番運用に耐える形へ仕上げる

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