AILv4UC-AI-004
Answer Engine(ビジネス向け)
最新の公開情報を見に行き、根拠 URL つきで回答する社内向け AI を設計するための基本形。
社内チャット AI を作るとき、よくある不満は「それ、どこ情報ですか」です。Answer Engine の価値は、AI が答えることではなく、最新の公開情報を見て、根拠 URL を添えて答えることにあります。CS、営業企画、広報、経営企画で特に効く設計です。
こんな業務に効く
- 社内から「競合の最新価格は」と聞かれることが多い
- FAQ に外部の最新情報を混ぜたい
- 調査依頼への一次回答を AI に任せたい
- 出典を必ず残したい
AI に直接聞くだけと比べて何が変わるか
| 比較項目 | AI に直接聞く | Bright Data をつなぐ |
|---|---|---|
| 根拠 | あいまい | URL を返しやすい |
| 最新情報 | 弱いことがある | 公開 Web を確認しやすい |
| 回答の監査 | しにくい | 回答と出典を分けて保存しやすい |
| 社内展開 | 個人依存 | 共通チャットとして提供しやすい |
どう実現するか
メインは Dify です。社内向けチャットとして配りやすいからです。
- Dify で質問受付用のアプリを作ります。
- Bright Data でまず検索結果を取りに行きます。
- 必要なら対象ページ本文も確認します。
- AI ノードで「回答」「根拠 URL」「注意点」に分けて出力させます。
- 回答をそのまま返すか、Slack にも残します。
返答フォーマットは最初から固定すると運用が楽です。
- 結論
- 根拠 URL
- 取得日時
- 確認が必要な点
用意するもの
- Bright Data アカウント
- API キー
- Dify
- 想定質問の例 10 個程度
ざっくりの予算感
- 社内 PoC: 月 5,000 円から 20,000 円程度
- 部門向けの本運用: 月 2 万円から 10 万円程度
- 費用差の主因: 質問数、本文確認の有無、対象領域の広さ
質問ごとに毎回本文を読むより、まず検索結果だけで答えられるものを見分けると費用が安定します。
法務・運用の注意
- 回答文だけでなく、根拠 URL を保存します
- 社外回答に流用する場合は人の確認を挟みます
- 古い回答を再利用しないよう、取得日時を明示します
- 重要領域では「AI の回答をそのまま使わない」ルールを決めておくと安全です