Lv3 ・ 90 分
Step 4 EC データ分析(ビジネス向け)
商品データや動画データを取得し、Dify で表にして比較できる状態にする。
このハンズオンでは、EC 商品データや動画データを取得し、Dify で比較表や要点サマリに変える流れを作ります。pandas や DuckDB を使う代わりに、表として読みやすい出力を優先します。
向いている用途は次のとおりです。
- Amazon 上の競合商品の価格帯比較
- レビュー傾向の要約
- YouTube チャンネルの投稿傾向整理
- 商品企画や販促会議のための素材集め
ゴールと所要時間
- ゴール: 商品または動画データを取得し、表形式の比較結果を Dify で出せるようにする
- 所要時間: 約 90 分
- 難易度: Lv3
前提
- Step 1 認証(ビジネス向け) が完了している
- Dify を使える
- 比較したい商品キーワード、ASIN、または YouTube チャンネル ID がある
全体の流れ
- 取得対象を決める
- Bright Data で構造化データを取る
- Dify に渡す
- 表形式で整理させる
- 会議で使える要点にまとめる
手順 1: 比較テーマを決める
最初は 1 テーマに絞るのが安全です。例:
wireless headphonesの上位商品 30 件- 自社競合 5 商品のレビュー比較
- 競合 YouTube 3 チャンネルの最新動画傾向
手順 2: Bright Data で取得する
EC や動画のように、欲しい列がはっきりしている対象は、構造化済みの取得を使うと早いです。取得後に見たい列の例:
商品比較で見たい列
- 商品名
- 価格
- 評価
- レビュー数
- ブランド
- 商品 URL
YouTube で見たい列
- チャンネル名
- 登録者数
- 動画タイトル
- 投稿日
- 再生数
- URL
手順 3: Dify の HTTP Request ノードで受ける
取得結果はそのまま LLM に渡すのではなく、まず必要列だけを残す意識が大事です。プロンプト例:
以下の商品データから、価格、評価、レビュー数、ブランドを抜き出し、
比較しやすい Markdown 表で返してください。
その後に、価格帯の傾向とレビューの多い商品トップ 3 を 5 行で要約してください。手順 4: 会議用の表にする
出力表の例:
| 商品名 | 価格 | 評価 | レビュー数 | ブランド | URL |
|---|
この形なら、そのまま Slack、Notion、スプレッドシートへ貼れます。
手順 5: 意思決定に使う一言を付ける
表だけでは動きづらいことが多いので、最後に Dify に次のような要約を付けさせます。
- 高価格帯に寄っているか
- レビュー件数で強い商品はどれか
- 低評価の共通不満は何か
- 自社商品との差分は何か
実務でのコツ
100 件より 30 件
最初は量より解釈しやすさです。会議で読める件数に抑えたほうが使われます。
表と要約を分ける
表は事実、要約は解釈として分けると、後で確認しやすくなります。
URL を必ず残す
「気になった商品をすぐ見に行ける」ことが、業務利用では重要です。
発展例
- 毎週同じカテゴリで価格推移を追う
- レビューの不満点だけ別ナレッジへためる
- YouTube 競合の投稿頻度を週次で比べる
次の一歩
次は、動的サイトやログイン前提のページにも対応できるブラウザ自動化へ進めます。